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クリスマスツリースタッフブログ

クリスマスツリースタッフブログへようこそ! カメラマンやエディターが日々の思いを綴っております。
ニューヨーク2008夏
こんにちは。武藤です。

夏休みにニューヨークへ行ってきました。


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後ろの高層ビルと対照的なセント・パトリック教会


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こちらはセント・トマス教会


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ハーレムの教会で日曜礼拝のゴスペルを見学させて頂きました。
(見づらい写真ですみません…。)
元は劇場だったという面影が、迫り出す2階席に見て取れます。
写真には写っていませんが、ステージの左下にドラム、ギター、キーボードのバンドがあり
生演奏と一緒にメインボーカル(?)の男性とステージ上の信者とで、魂の大合唱。
この教会はバラードだけでなくロック、ポップス調の曲も多いので若い方にも人気だとか。
どれも親しみやすく、初めて聴いてもいい曲だな~と思う曲ばかりでした。
席の信者の方々も、楽しい曲では立ち上がって歌い踊り、
静かな曲ではつぶやくように祈ります。
両手を上げて天に祈る人、牧師さんに何かを訴える人、隣の人同士でハグする人。
後の席に座っていても、歌声が体にびりびりと響いてきます。
魂の深い祈りがありました。

昔は治安の良くない黒人街だったハーレムですが、
最近は治安も安定し白人の方も戻って来ているそうで
教会を出たら、白人の女の子が一人で朝のジョギングをしていました。
地元のガイドさんによれば数年前にはありえない光景だそうです。
ちなみにゴスペルでギターを演奏していたのは白人の方でした。

黒人の方は心の優しい方が多いそう。
すごく素敵な笑顔で笑ってくれます。
また、同じ有色人種として日本人は仲間だと思っているそうです。


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この宮殿みたいなのは、当社とも縁の深いグラント将軍夫妻のお墓です。
グラント将軍は南北戦争で北軍の将軍として勝利したあと何と大統領を二期つとめ
その後、奥さまと二年あまりの世界周遊の旅に出て長崎にも訪日し、
参内して天皇にもごあいさつ。
ニューヨークに戻ると今度はウォール街に投資して
金融業で大成功したというなんだかすごい方。
多くの州から墓地の勧誘を受けたそうですが、奥さまと一緒のお墓に入ることを
約束したニューヨークからのお墓を貰うことに決めたという愛妻家でもあります。
建物の中には2つの棺が並んでいます。
建築費用はすべて国内外からの9万人以上の寄付金でまかなったというんですから
とっても愛されていたんですね。


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展望台からセントラルパーク方面を撮影。美しいです


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夜のタイムズスクエア。
とにかく観光客でいっぱい!
家族やカップルで写真を撮ったり買い物をしたり。
特にインド系の家族が多いのが印象的でした。


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ペディキャブというそうですが、イエローキャブと同じくらいたくさん道路を走っていました。
ミュージカルが終わる時間に合わせて劇場の入り口でずらっと待機していて、
劇場から出てきた観客に、ちりんちり~ん8分音符(*゚▽゚)x2Beamed-09:Tanpopo(色付-暗い背景用)「Like Taxi !」と声をかけます。


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チャイナタウンの街かどでは野菜や果物が売られています。
観光地にはない生活感のある風景ですね。


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グラウンドゼロ。
7年前の今日、あの事件が起こった場所は広くて深い穴でした。
大きな工事の音が絶えず響いていました。
また、海がすぐそばなので潮の香りがしました。


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ニューヨーク証券取引所。
テロを警戒してまわりは警察でいっぱい。
でも負けじと観光客もいっぱい。


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空を抱くブルックリン橋


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ニューヨークでは、自然に自分のアイデンティティが露出します。
アジア人として、日本人として、またひとりの人間として。
高層ビルの谷間を歩きながら、自分はどう生きるのかと考えます。

みんなお互いに干渉せず尊重し、確実に自分を生きている感じがしました。
そして隣人を愛せの精神が根付いているためか、困っていたら必ず助けてくれます。
一方どこかどんくさい人間くさい所もあって、かわいいです。
とても居心地がよいところでした。
次は冬のニューヨークに行ってみたいです!

ではでは。
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