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クリスマスツリースタッフブログ

クリスマスツリースタッフブログへようこそ! カメラマンやエディターが日々の思いを綴っております。
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関係性
こんにちは。武藤です。

 さわやかな春の結婚式シーズンも終わり、いよいよ夏本番の気配漂う時節となりました。 

 さて、婚礼映像制作にはいろいろな演出の方法がありますが、我々が実行している事のひとつに「当日会場に存在する様々なモノとモノとの『関係性』を見出して演出表現をする」という事があります。
 ここでいう関係性とは「ふたつ以上のモノをひとつのフレームに入れた時、そこに生まれる意味や空気感」の事です。私がいつも婚礼の映像を見て感じ取る「関係性」には、例えばこういうものがあります。

 新郎様とお母様、新婦様とお父様、ご親戚の小さな女の子と新婦様、会場装花とキャンドル。チャペルとおふたりの後姿、おふたりと背景の青空、新婦様と介添さん、上司の方の横顔とおふたり、新婦様とご親友、新郎様と旧友の方々。そしてもちろん新郎様と新婦様。こういったモノがそれぞれ個々に意味を持ち、かつ相響きあう状態で婚礼会場に存在しています。我々はそれらを貪欲に見つけ効果的に映像にします。

 例えば、新婦様と新婦様のお母様との間に見える関係性はとても表情豊かです。新婦様が生まれた時の至上の喜び、幼い頃の愛情溢れる日々、反抗期に互いに抱いた少し苦い思い、女同士の会話をした夜、実家から離れていく寂しさ、「妻」や「母」としての互いへの尊敬、言葉にできない感謝の気持ち、そして命を継承できたという人間としての誇り。これらを、新婦様とお母様が会場で見つめ合うほんの2.3秒の映像の中に見出す事ができます。

 我々はこういった関係性を撮影・編集によってより浮き彫りにし、奥深く豊かな映像表現を目指します。その為にカメラマンは、当日生まれるそれぞれの「関係性」を常に意識して撮影をし、エディターはそれを出来るだけ固定観念を持たず、また過剰演出をせずニュートラルに、かつより洗練された映像表現となるように編集します。何故なら、映像をご覧になった方がそれぞれの立場で色々な観点から、様々な思いであらゆる「関係性」を感じながらご覧になって頂きたいからです。

 このように、様々な「モノとモノとの関係性」を見出せる空間としては、挙式・披露宴会場とは大変に豊かな空間であると言えます。少々大袈裟かも知れませんが、映像をもってこの「関係性」を発見・創造し、皆様へご提供させて頂くという事が、我々映像屋の社会的役割のひとつではないかと思っています。
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